なにかを語り伝えたいと願うときとは、きっとなんらかの変化が起きたときだろう。

 喜びか、悲しみか、驚きか、定かではないけれどとにかく、永遠に続くかと思われた日常のなかに非日常性が忍び入ってきたとき、その出来事や体験について、誰かに語りたくなるのだ。